1件につき3,900円に決まりました。
これは法務局に対して支払う手数料ですので、弁護士や司法書士に自筆証書遺言の作成を相談するときは、これとは別に報酬が発生します。
さて、これは高いのか、安いのか？
公正証書で遺言書を作る場合は、財産の価格により手数料が変わりますが、最低でも1万6000円かかります。
例えば、1000万円の財産を妻に相続させるという公正証書遺言を作成する場合には、2万8000円かかります（正確にはさらに書類作成代として数千円程度見ておくとよい）。
http://www.koshonin.gr.jp/business/b01/q12
公正証書に比べると、法務局保管の手数料はかなり安いですね。
とはいえ、それぞれ長所と短所がありますので、価格だけではなく、よく吟味してどちらにするか決めることをおすすめします。
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（文責 和久井善之）
